今回は、変化の速いこの時代に対応していく秘訣をお伝えします。
変化の速い業界の経営者が意識することは?
変化の速い業界では、「技術革新のスピード・業界再編成の動き・競合店の進出の動き」など、この3つをいつも経営者は観察し判断されているでしょう。
大変難しい課題ですが、是非とも一人で抱え込まずに近くに相談できる相手を見つけて対応を考えてリラックスすることが大切ですね。
それと、年月という師が要ります。時間ほど良い師はいないですね。どんなに人から云われても、分からないことが、時が経つことによって、サラリと分かることがありますね。
いつも、最終判断は社長一人です。
経営者・会社・取締役の役割
経営者は日常的に業績を追求するだけでなく、会社の将来を考えて長期的な戦略を立てることが大切です。長期的な戦略を立てるには、様々な部門を統合できること、相反する事柄を対立物の統一を図れることから始まります。
会社は、業績の目標を議論し、利益の目標を決めるような取締役会を作ることです。社長は役員が、その目標を達成できるように指導することが仕事ですね。
上場会社では業績を上げられない、目標を達成できない代表取締役を交代させる仕事が取締役なのです。
長期的に事業を継続するためには
多角化が進むほど全体をコントロールする経営が重要で、主力商品だけに頼っては変化への対応が難しくなる。いつまでも主力であるという保障など、どこにもありませんね。そして日常の業績だけを追求するのでなく、長期的な経営戦略をどこまで考え、立てられているかを心配される方が重要でしょう。
「この商品をどうしたら売れるか」でなく、「どうすれば顧客のニーズを早く、正確に取り組めるか」という顧客視点が先に必要です。お客あっての事業ですからね。現場感覚を失わず、スピード感を持って、顧客のニーズ、動向を的確に掴むことなど顧客との距離をいかに短くするかであると考えてください。
先走り過ぎたことを認めて、足元を見つめる時がありますが、歩みを止めてはいけません。時勢に遅れると、取り返しがつかなくなりますよ。しかし、用心深さ・慎重さも必要です。また、どんなに良い情報収集や、マーケティングしても、動きが遅ければ負けます。臨機応変に対応しないと出遅れますね。
社長は人を育てること
絶えず変化する環境の中で決断するのは、リスクを伴います。意欲的で弾力的な考え方を持つ若い人材の活用が大切であり、人を育てるのは社長しかおりませんね。
社長は時々、その事業展開を肩の力を抜いて楽しんでくださいよ!!
コメント