日本の「橋梁・トンネル」の総延長は世界トップクラス その背景は?

ヒトツナ編集長
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日本の「橋梁・トンネル」の総延長は世界トップクラス。その背景は?

また日本の建設コストが海外に比べて高いと言われている理由をお伝えしますね。

目次

日本の地形について

日本は山が海近くまでせまり、平野の少ないことが特徴です。そのため、高速道路や鉄道建設では、大陸であるヨーロッパやアメリカに比べて日本では橋やトンネルが非常に多くなります。

日本の建設コストが海外に比べて高くなる理由

日本は世界で発生するマグニチュード6以上の地震の約2割が日本周辺で発生しています。耐震性を高めるため、橋脚一基で比較するとアメリカの2・3倍のコストになっています。

そのため建設コストが海外に比べて高くなります。

日本のトンネルの総延長は?

日本は山岳地帯が多く、地震の多い国であるため、道路や鉄道などの交通インフラ整備において、多くのトンネルが建設されてきました。

日本のトンネルの総延長は、およそ9000kmにも達し、世界でもトップクラスの規模です。また、多くのトンネルが高速道路や新幹線などの交通インフラに利用されており、世界的にも有名なトンネルも多く存在しています。

日本の橋梁の総延長は?

日本は地形的な制約から、多くの場所で橋梁を必要としてきたため、高度な技術やノウハウが蓄積され、多くの橋梁が建設されてきました。

日本の橋梁の総延長は、およそ340,000km以上にも達し、世界有数の橋梁密度を誇っています。また、日本の橋梁は高い技術力に裏付けられた構造物が多く、世界でも有名な橋梁が多く存在しています。

神戸市の明石海峡大橋
ヒトツナ編集長
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このような背景から、日本の橋梁・トンネルの総延長が世界トップクラスなのですね。

「建設コスト」が海外に比べて高くなる理由も納得です。

地震が多い日本、耐震性を重視して私たちの暮らしを支えてくれているのですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

ヒトツナの編集長
建設業界あるあるをお伝えしていきます。

趣味はアウトドア・インテリアです。

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