
建設業界においても、商売の基本サイクルを確実に実行することは重要です。以下に示された基本サイクルを順番に追い、さらに勝ち戦の環境を作り出すためのポイントを考えましょう。
商売の基本サイクル

- 研究・作る:商品やサービスを創り、生産する。
- マーケティング:顧客に知ってもらうために、広告・販売促進・プロモーション・口コミなどを活用する。
- 販売:価格や支払い方法の検討を行う。
- 財務管理:販売に伴う収入や支出を管理し、適切な財務管理を行う。
- 顧客サポート:顧客からの問い合わせやクレームに対応し、顧客満足度を高める。
- 品質管理:提供する商品やサービスの品質を管理し、改善を行う。
- 競争相手:顧客の要求を素早く把握し、競合店との差別化を図る。
勝ち戦の環境

成功するためには、以下のポイントに注意しましょう。
- 市場の明確さ:参入する市場が成長しているかを確認し、伸びる市場に参入することが重要です。
- 革新性:製品やサービスが陳腐化していないかを意識し、常に新しいアイデアを持ち込むことが求められます。
- 先行参入:競合店よりも早く新しい領域に参入し、市場を熟知した商品や事業を開発しましょう。
- 営業の攻め:スピード感を持ち、変化に対応するスピード力を発揮し、戦略へのこだわりを持つことが重要です。

さらに、経営改善のステップを踏むことも成功につながります。
経営改善のステップ

1.現実直視
2.切迫感=危機感不足
3.原因分析力の不足
4.シナリオ作り=説得性不足
5.決断力不足
6.具現化力不足=現場への落とし込み
7.実行=継続力不足
8.成果の認知=達成感不足
「2本の柱」 ①理想の追求=企業文化の構築 ②現実の処理
⇒これらの不足点を改善していくことです。
ベンチャーとして生き残った企業
1.いかなる逆境に直面しても簡単に諦めない不屈の精神の持ち主によって率いられたこと。
2.革新を持ち込んだ業種の企業。これからの産業であった。
3.ささやかな家業から成功企業として成長する上で、資金調達の苦労をした企業。
本田宗一郎のチェックポイント
1.人の言うことを、良く聞くかどうか。
2.何らかのカタチで、良きパートナーを持っているかどうか。
3.早くから権限の委譲をやっているかどうか。

この3つが、そろっていないとどんなに優れた特許や新しいアイデアを持っていてもダメである。
企業戦略のサイクル

【競争】・この市場はこれから伸びるかどうか? ・どんな競争相手がいるか?
【戦略】・勝負のポイントは? ・勝つには何が必要か?
【組織】・サムライはいるか? ・燃える集団を作れるか? ・疲れていないか? 危機感があるか? ・誰がリーダーシップを取るか?・皆に成功のシナリオが見えているか?
【損益】・充分な利益が出るか? ・競争が厳しくなっても大丈夫か?
【資金】・資金は充分足りるか? ・他業者との資金バランスはどうか?
成長性のポイント
1)売上高の伸び(売上高比率)
2)利益の伸び(経常利益伸び率)
3)人・組織の若さ具合(役員・スタッフの平均年齢の若さが大切)
4)開発・研修の予算が付いているか?
- 良い物を作れば売れる。売れれば何とかなる。金がなければ、銀行が貸してくれる。 もう、こんな時代ではない。
- 売る方が相当に努力して、お客様に買っていただけるように、環境を整え、クオリティの高い製品やサービスをタイミングよく、しかも見栄え良く提供できないと売れないのである。
- 事業の成功のキーは、一にも人物、二にも人物、その首脳となる人物如何に才能や経験は、枝葉のようなモノにすぎず、その人物が満腔の覚悟で、かかれるかどうかの人であること。⇒このような人物を見つける大変さが、本当に分かるのに時間が要りますね。これには運もありますね。
- サービスとは、新しい技術、商品の開発である。ダンピングではない、利益を削る消耗戦では生き残れない。
- 業態内競争は、体力戦・消耗戦であり、商品性やサービス面での競争ではなかった。 このような状況では、真の経営戦略、人材が生まれてこない。
アイディアの作り方

①データー集め
②データーの咀嚼
③データーの組み合わせ
④発見・ひらめきの瞬間
⑤アイデアのチェック・具現化
・無意識活動(③④)⇒センスが必要であり、ここがポイントですね。
・意識的活動(①②⑤)⇒几帳面さ
・無意識活動(③④)⇒センスが必要であり、ここがポイントですね。
・意識的活動(①②⑤)⇒几帳面さ
まとめ
<商売の基本サイクル>は口で言うのは簡単だが、実際にやり切る、やり切らせないと「絵に描いた餅」となる。その覚悟が社長に問われていますね。
トップランナーには、マーケットがない。⇒自分で作ってゆくのです。
商品を創る(井深大の仕事)と同時に、マーケット(盛田昭夫の仕事)を開発しなくてはいけなかった。この両輪があってのソニーであったのです。これはホンダでも本田宗一郎と藤沢武夫さん、様々な企業にも同様のパートナー関係者がいて、会社を発展させて来ました。
皆さんの会社はどうですか?