建設業での管理会計 ~現場ごとの原価管理がとっても大事~
松本社長
建設業での管理会計は、現場ごとの原価管理が必須です。
つなちゃん
例えば、現場ごとの原価管理ってどんなものがありますか?
松本社長
はい。主に材料仕入れと外注費になります。また自社職人さんの労務費や諸経費も原価になります。労務費には社会保険料も含めましょう。
目次
原価の内訳について
・材料仕入(掛仕入のもの、ホームセンターで購入するもの)
・外注費
・労務費(現場で働く従業員さんの給与、社会保険料負担分)
・諸経費
諸経費について詳しく
・トラックや機械のリース料
・現場までの交通費(高速代、駐車場代、ガソリン代)
・現場のジュース代など
現場ごとの原価管理が大事な理由
ポイントは3つ
・現場ごとの実際の利益が把握できる。どんぶり勘定ではなくなる。
・現場ごとで黒字、赤字がわかり、お客様に対しての単価アップの交渉材料となる。
・今後の予算立てや経営計画に役立つ。打つ手が見え、将来への不安が期待へと変わる。
松本社長
いかがでしょうか?
経営する上で管理会計は欠かせません。現場ごとの原価管理をしていきましょう!!
この記事を書いた人
建設業をサポートします。
株式会社asulink 代表取締役
松本祐輔税理士事務所 税理士
趣味は野球とキャンプです。現在、次男の少年野球の親コーチとして楽しんでいます。