電気工事業とは

電気工事業とは
この記事でわかること

建築業29種類のうち、専門工事の1つである「電気工事業」の内容について解説します。

ヒトツナ編集長
ヒトツナ編集長

電気工事業は、電気工事を請け負うことができます。

目次

電気工事の具体例

電気工事業は発電設備、変電設備、送配電設備、構内電気設備等を設置する工事です。

電気工事の工事例です。

・発電設備工事
・送配電線工事
・引込線工事
・構内電気設備(非常用電気設備を含む。)工事
・照明設備工事
・電車線工事
・信号設備工事
・ネオン装置工事

発電設備工事とは

「発電設備工事」とは、発電機ならびにそれと一体となって発電に供される原動力設備、電気設備の総合体をいいます。

送配電線工事とは

「送配電線工事」とは、電気は貯蓄できないので、 需要と供給のバランスが崩れないように消費電力量を予測して、発電所(原子力・火力・水力・風力・太陽光)で電気をつくっています。発電所で作られた電気は電線を通って、変電所で電圧を下げながら、鉄道や工場、家庭へ届けられています。

配電線や引込線、屋内の配線工事業者は、私たちの身近な場所で工事をしますが、送電線工事は山間部など人が通らないような現場が多く、数十メートルの高さがあるのが電線です。

引込線工事とは

「引込線工事」とは、建物や施設への電力供給を目的として、送配電線から建物内部に引き込むための電線や設備の設置作業のことを指します。

構内電気設備(非常用電気設備を含む。)工事とは

「構内電気設備(非常用電気設備を含む。)工事」とは、構内電気設備の設置や設備への配線、点検などを行う工事のことを指します。 ここでいう「電気設備」とは、電気を作ったり、送ったり、受け取ったり、使ったりという作業を行う設備です。

照明設備工事工事とは

「照明設備工事」とは、適切な照明器具を設置する電気工事のことです。 照明器具はもちろんのこと、分電盤の設置、配線、照明器具を制御する点滅器・調光器などの設置が必要な配電経路を構築する工事です。

電車線工事とは

「電車線工事」とは、動力源である電気を電車に送るために必要な架線の工事のことをいいます。

信号設備工事とは

「信号設備工事」とは、交通信号機を設置する電気工事のことです。

ネオン装置工事とは

「ネオン装置工事」とは、ネオンガスや他の希ガスを使用して作られた光源であるネオンサインやネオン照明などの設備を設置・接続する作業のことを指します。
ネオン管の設置工事は非常に危険であり、資格保有者の専門知識が必要です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

ヒトツナの編集長
建設業界あるあるをお伝えしていきます。

趣味はアウトドア・インテリアです。

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